2021.05.27
車に傷がある。査定に影響はないか、不安になる人もいるでしょう。
大切に乗り続けた愛車だからこそ、1円でも高く売りたい気持ちはよく分かります。
ここでは、車に付いた傷が査定にどのような影響を与えるか、傷の種類ごとに解説。
査定を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
車の傷ごとに査定に与える影響を紹介します。
爪を立てても引っかからない程度の、ごく浅い傷の場合、査定にはほとんど影響しません。
例えば、運転中、砂利や小石がボディに飛んでくることがあります。
そのとき、ごく浅い傷がつくことも。これはどんなに丁寧に運転しても、避けられないものです。
この程度でしたら、買取業者側で簡単に修理できます。
ただしボディ全体にまんべんなくついている場合などは、多少減額になる可能性もあるので、絶対に影響しないとはいい切れません。
爪には引っかかるけれども、塗装のみはげているような傷も、大した減額対象にはなりません。
業者に依頼して、再塗装する必要がありますが、1㎝未満でしたらほぼ査定には影響しません。
ただし1㎝を超えるものは、減額の対象になることがあります。
1cm程度で1～2万円、3㎝以上であれば3～4万円程度の減額でしょうか。
ただし、大きな傷は数万円近い減額になることもありますので、気をつけましょう。
ボディそのものに深い傷が付いてしまっている場合、塗装だけでなく、板金も必要です。
このような傷は専門業者に修理を依頼するしかなく、一般的な整備士では対処できません。
このため、上記の傷に比べて、大幅な減額対象になってしまいます。
全体的に傷だらけの場合、ディーラーや中古車販売店では価格が付かないことも。
しかし、傷だらけの車であっても、鉄資源や再利用可能パーツとしての価値は残っています。
「車全体では、買い取ってもらえないかも」と思うような大きな傷やへこみがある場合、廃車買取業者などに買い取ってもらうのも一つの方法です。
一般的に「傷だらけの車は買い取ってもらえない」というイメージがありますが、廃車買取業者のように、あえて傷だらけのボロボロの車を集めて、買い取ってくれる会社もあります。
特に自前で板金・塗装ができる業者にとっては、手間暇さえかければ、販売して大きな利益を生み出せる可能性があるのです。
廃車買取業者は、専門の独自のルート網を持っているため、海外輸出などの方法でも売ることができます。
車に傷がついてしまい、高額査定が難しいとお考えの方も多いと思います。
しかし、一工夫することにより、傷のついた車でも高く買い取ってもらうことは可能です。
その方法について詳しく紹介しています。ぜひごご参照ください。
車の傷が査定にどのような影響を及ぼすか、分かりましたか？
車の傷には色々な種類があります。程度によっては、査定に大した影響を与えないことも。
全体的にボロボロの車であっても、あきらめるのはまだ早いです。
買い取ってくれる業者があるかもしれませんので、粘り強く探してみましょう。
