2021.03.23
車を売るときの流れってどんな感じなのだろう、と疑問に思っている人もいるでしょう。
特に、初めて車を売却する人のなかには、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そのような人たちのために、車を売るときの流れや手続きを解説していきます。
初めての車売却。どのような流れで行われるのか、不安を覚えている人もいると思います。
ここでは、どうやったら車を売ることができるのか。全体の流れを紹介します。
まずは車をどこに売るかを決めましょう。
売却先としては、通常、ディーラーでの下取り、買い取り専門業者、ネットオークションなどが挙げられます。
個人間売買もできますが、業者との取引に比べて、トラブルが起きる確率が高くなるので注意が必要です。
どこに売却するかによって、買取額に大きな変化が生まれます。
インターネットや知人などからの情報を駆使して、売却の相場価格等を事前に把握し、少しでも高く買い取ってくれそうな業者に売るのがいいでしょう。
車の売却時に必要な書類を用意します。
主に、普通自動車の場合、自動車検査証(車検証)、自動車税納税証明書、自賠責保険証、実印、印鑑登録証明書、住民票の写し(住所変更がある場合のみ)、委任状、譲渡証明書、自動車リサイクル券の預託証明書などがあります。
書類を紛失してしまった場合は、再発行の手続きが必要です。
書類によっては、再発行に数週間かかるため、事前に準備しておくことをおすすめします。
必要書類の準備が整ったら、査定を受けましょう。
外装・内装・エンジン・足回り・走行キロ数・修復歴・改造歴など細かくチェックされます。
その後、査定額が提示されます。
査定額に疑問を感じる場合は、積極的に質問するなどしていきましょう。
交渉によっては、金額が変更になるかもしれません。
金額に同意したら、契約手続きとなります。
査定金額に合意できたら、契約手続きを進めていきます。
すでに必要書類の準備が終わっている場合、内容の確認や押印・署名を行っていくだけです。
引き渡しの際、ダッシュボードやオーディオ内に私物が残っていないか、またカーナビなどに個人情報が記録されていないかなどを確認しておきましょう。
契約後のキャンセルはいかなる理由でもご法度です。
キャンセル料もかかりますし、買取側に迷惑をかけてしまいます。
あとは入金を待つばかりです。
ディーラーに下取りしてもらった場合、車は新車の頭金となります。
買取の場合、入金日は業者によって異なりますので、いつ入金されるか、事前に確認しておきます。
万が一、予定日に入金されていなかったときは、すぐさま店舗に連絡しましょう。
普通自動車と軽自動車の場合で、売るときに必要な書類に違いがあります。
車を売るときに必要な書類について紹介していますのでご参照ください。
車売却の流れは、だいたい上記のとおりになります。
業者や店舗によって、多少の違いはありますが、おおむねこの流れで進んで行くでしょう。
車の売却は、準備万端に整えた状態で行えば最短2日程度で終了しますが、準備不足だと1カ月近くかかってしまうケースも……。
事前に流れをつかんでおくことで、スムーズな取引を行っていきましょう。